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楽天の優勝と東北の底力 | 新聞コラム斜め読み-2013年11月5日-

      2015/10/09

新聞コラムを読むのが好きだ。短い文の中に時事ニュースや教養、笑いや涙などが詰まっていて、読む者の心を打つ。

最近では、各社ともに自慢の社説・コラムをWEB上に無料で掲載してくれている場合が多い。遠く離れた地域の地方紙のコラムも気軽に読めるようになり、その中に以外な発見や感動が転がっていることもあるから侮れない。

私のつたない文章力では難しいかもしれないが、各社新聞コラムを読み比べた感想を定期的にこのブログにあげていきたいと思う。

というわけで、今日付けのコラムをいくつか広い読みしてみたのだが、未だ熱狂冷めやらぬといったところか。東北楽天ゴールデンイーグルスの日本一を賞賛するコラムが多く見受けられる。特に楽天のお膝元、東北の地方紙にはその傾向が顕著に現れている。

福島民報のコラム『編集日記』では、「見せましょう、野球の底力を。見せましょう、野球選手の底力を。見せましょう、野球ファンの底力を」という2011年当時選手会長だった嶋基宏選手の言葉を引き合いに出し、終わりを「見せましょう、福島の底力を」と震災復興への決意で結んでいる。

一方で、はるか南の九州、西日本新聞の『春秋』では、先ほどの嶋選手の宣誓と震災復興チャリティーソングである「花は咲く」を引き合わせて、『存分に見せてもらった。野球の力、東北の力という大輪の花を』と締めくくった。

楽天の栄冠に対する賞賛、そして震災復興への願いは、地域を越えた国民一丸の思いだということが感じられる一致だろう。この熱狂をなんとしても未来へと繋げたい。

他紙との一致といえば、もうひとつ面白いものを見つけた。

朝日新聞の『天声人語』と産経新聞の『産経抄』。

扱っている題材や主張は全くことなるのだが、両紙ともに古今亭志ん生さんのエピソードを引き合いに出して、自らのコラムに郷愁や余韻を加えている。
今日が古今亭志ん生さんの特別な日なのかと思い、軽く調べてみたのだが、それらしい情報は見つからなかった。偶然の一致なのだろうか。そのあたりの事情をご存知の方がいれば教えていただけるとうれしい。

ささいな共通点に過ぎないが、日ごろ真っ向からイデオロギーを対立させ、時には自紙の社説やコラムで相手の批判を繰り広げることさえ辞さない両者の間にこういう共通項を見つけると、不思議と愉快な気分になる。

だからどうだというわけでもないけれど。

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