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第20回『3分ゲーコンテスト』参加作品の中からオススメを紹介するぜ!

   

3分ゲーコンテスト。通称、プンゲ。

元々は「3分で遊べる」がコンセプトのゲームコンテストであったが、回を重ねるごとに「3分間」の解釈が多様化。

実際に3分でクリア可能なショートショート作品もあれば、3分という時間を作品コンセプトとして使いつつも、実プレイ時間は数十分から数時間という短編・中編作品も登場するなど、実にさまざまなタイプのゲームがしのぎを削っている。

もはや「3分」というテーマに基づいて行われる、フリゲ大喜利大会とでも言うべきだろうか。それくらい多種多様かつ捻りの利いたゲーム作品が多く参加しているコンテストである。

そんな3分ゲーコンテストが、このたび8年ぶりに復活した。

この記事では、8年の静寂を破って復活した第20回『3分ゲーコンテスト』参加作品の中から、個人的に印象に残った作品について紹介させていただこうと思う。

 

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第20回『3分ゲーコンテスト』私的おすすめ作品ショートレビュー

アンデッドを率いて化け物退治?『Dな食卓』

Dな食卓

露出過多な女騎士がアンデッドどもを率いて、モンスター化した食材たちと戦うゲーム。

戦闘中、味方キャラクター達は自分勝手に行動を開始するので、彼らをうまく指揮して勝利に導いてあげることが、プレイヤーに与えられた役割だ。

初見の印象としてはよく分からないゲームといった感じだったが、パーティーに所属するアンデッドの数が増えていくのが地味に楽しくて、気がついたら結構な時間を費やしてしまっていた。

特定条件達成で解除できる実績要素や、クリア後の強くてニューゲームなどなど、やり込み要素が豊富なのも好印象。

 

街の噂話を集めて、誰が蛇女なのか推理しろ!『蛇女X』

蛇女X

人間に成りすましている蛇女を、見つけ出して倒すことが目的のゲーム。

画面右上に表示される人々の噂話をもとに、画面左側に表示されている容疑者の中から蛇女を探し出そう。

噂話にはそれぞれ信憑性が設定されているので、信憑性が高い噂話を軸に推理を行っていく。

中には信憑性100%の噂話もあり、この噂話をクリックすることで、左側の容疑者パネルからシロの人間を除外することができる。見つけたときは積極的にクリックしよう。

蛇女の正体を暴いたあとは、一対一の決闘シーンへと移行。クリアするためには、推理パートにおける体力温存も考慮する必要あり。

推理とアクションを組み合わせたゲームシステムは斬新でありながらも、遊びやすさに配慮されており、素晴しい出来だと感じた。

時間制限がシビアな点がネックだが、そこさえクリアできればゲーム実況とかにも使えそうなイメージ。

 

玄人好みなホラーアドベンチャー?『ムスコを喰らうサトゥルヌス』

ムスコを喰らうサトゥルヌス

スペインの画家、ゴヤの絵画作品である「我が子を食らうサトゥルヌス」をモチーフとしたホラーアドベンチャーゲーム。

辺境の小さな村で発生した連続殺人の真相を暴くことを目的としたゲームなのだが、昼編と夜編の2つのパートに分かれており、それぞれ3分間だけ探索可能という時間制限が課せられている。

特筆すべきはその恐怖演出。BGMやSEの選択がすばらしく、ジワリとした怖さが作品全体に漂っている。
安易な追いかけ要素・驚かし要素に頼ることなく、この重厚な恐怖感を生み出した手腕はお見事。

探索を進めることで徐々に見えてくる物語も興味深い。
昼編と夜編の関係性など、プレイしていく過程で「あー、そういうことか」と唸らされる場面が何度かあった。

派手さは無いものの、しっかりとした作りのホラー作品。ハマる人はとことんハマるタイプの作品ではなかろうか?

 

オーソドックスながらも良くできたミニゲーム集『ミニッツパーティー』

ミニッツパーティー

短時間で遊べるミニゲームの詰め合わせ集。
ツクール版マリオパーティーとでも言うべきか。

遊べるミニゲームは「鬼ごっこ」や「間違い探し」などの計5種目。それぞれの種目には鬼ごっこの逃げる側と鬼側というように遊び方の異なる2つのモードが用意されている。

つまり、5種目2モードの計10種類のミニゲームが遊べるわけだ。

ここまでならよくある普通のミニゲーム集といった感じだが、本作の肝は、これら10種類のミニゲームを組み合わせた複合種目、「3分チャンピオンシップ」にある。

3分間という時間制限のもと、どれだけ多くのミニゲームを3分以内にクリアできるかを競う本種目。まさに3分ゲーとはかくあるべきと言わんばかりの優等生的作品だ。

 

雰囲気がすばらしいノンフィールドRPG『夢のお城』

夢のお城

女の子がお城を目指して冒険する、ノンフィールド型探索RPG。

3分間以内にお城へとたどり着くことが、このゲームの目的だ。

道順自体は一本道なのだが、何も考えずに直進していると道中の敵を倒すことができずに詰む。
このような事態を避けるためには、道中で寄り道して経験値やお金(骨)を稼いだり、装備を整えたりする必要がある。

そう。このゲームをクリアするために必要なのは、限られた時間の中で、いかに効率よく寄り道をするかだ。

とまぁ、ゲーム性について語ってはみたものの、本作の魅力はむしろその雰囲気にこそある。

黒背景に白線で描かれたシンプルなビジュアル。
オープニング・エンディングも短いながらも幻想的な雰囲気を出していて中々に味がある。

いざ。可愛い女の子とともに夢の世界へ!

 

第20回3分ゲーコンテスト私的まとめ

久しぶりの3分ゲーコンテストでしたが、本当によくもまぁ、3分というテーマでよくこれだけ多彩なゲームが集まったなぁ、というのが第一印象。

個人的にはゲーム自体のバラエティ性もそうだけど、製作環境の多様化が地味に印象深かったですね。

相変わらずツクール系作品が一大政党を築いている感はあるけれど、ウディタやUnityといった、ツクール以外の開発環境を用いた、またそれらのツールを生かした作品が多数登場していたのは感慨深かったです。

ちなみに優勝予想ですが、『蛇女X』を推しておきます。
個人的意見ですが、ゲームとしての完成度が頭一つ抜けているように感じました。

優勝となるとちょっと違う感じもしますが、『Dな食卓』あたりも妙にハマりましたね。不思議と中毒性がある作品です。プレイ時間だけでいえば、今回のコンテスト参加作品の中でも一番かも?

なにはともあれ、3分ゲーらしい一癖も二癖もあるゲーム作品群、堪能させて頂きました。
できれば今後も定期的に実施して欲しいものです。


ここで紹介した3分ゲー参加作品はこちらからダウンロードできます。
(3分ゲーコンテストの公式サイトへと飛びます)

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