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【フリゲ】『fairy song~歌う革命~』レビュー!音楽の力で革命だ!【70点】

      2015/10/09

タイトル:『fairy song~歌う革命~』
ジャンル:音楽で革命を起こすシミュレーション
点数:70点


fairysongタイトル画面

むかしむかし、人類が生まれるよりずっとむかし。
世界には「妖精」と呼ばれる種族が存在していた。
彼らは歌を愛し、楽器を奏で、世界は幸福で満ちていた。

この物語は、そんな歌と演奏を愛する妖精たちがいた世界でのお話。

既に妖精たちは世界を去り、伝承としてのみ伝わる存在となった時代。
とある王国に楽器を担いだ旅人が訪れるところから物語は始まる。

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音楽の力で仲間を集めて革命を起こしちゃえ!『fairy song~歌う革命~』レビュー!

あらすじとか諸々

本日は『fairy song~歌う革命~』をご紹介。第7回ウディコンで2位を獲得した作品だ。

物語はパンクロッカー風の主人公が、とある王国を訪れるシーンからスタートする。その王国の名はカノン王国。冒頭でも触れたように、かつて音楽を愛する妖精たちが存在していたと伝えられる音楽国家だ。

世界的にも有名なカノン王国の音楽。それを求めてやってきた主人公だったが、耳を澄ませど目を凝らせど、歌の一つも聞こえなければ、楽器を奏でている人も見つからない。

「何故誰も音楽を奏でない?」

不審に感じ、道行く人に聞く主人公。答える町人いわく「廃音令だ」と。
国王が数ヶ月前に「一切の歌・演奏を禁じる」とする法律を出したのだ、と。

fairysongオープニングシーン

これを聞いた主人公は、そんな法律を作った王様が許せない。
音楽を禁止?そんなことが許されるはずがない。魂に響くビートは、誰かに禁止されるようなものじゃないだろう?

そういって担いでいたギターを取り出し演奏しだす。当然、それを聞いた警備兵たちが押し寄せてくる。哀れ、牢獄へと放り込まれる主人公だったが……。

そこに声を失った少女が現われる。
釈放された主人公を連れて行ったその先は、なんと「廃音令」に反対するレジスタンスたちが集まるアジトだった!

 

というわけで、反骨精神バリバリのロックンロール野郎を操作して、革命を起こすのが本作の目的となる。

期日は50日。期間内に少しでも多くの仲間を集めて、音楽革命を成功させよう!

 

ゲームシステム的なアレコレ

コマンド選択画面

続いてシステム周りについても見ていこう。

 

ゲームシステムとしては、コマンド選択式のオーソドックスなシミュレーションゲームだ。

1つコマンドを実行するごとに1日が経過し、10日するごとにイベントが発生する。このイベント発生のタイミングで特定のパラメータが一定値以上、あるいは特定のコマンドを一定回数以上実施するなどの条件を満たしていると、革命をともに戦ってくれる仲間が加わるようになっている。

エンディングは全部で4種類用意されており、50日時点の仲間の人数によって分岐する。もちろん仲間の数が多いほど良いエンディングに到達できる。

 

仲間を獲得するイベントには互いに相反するようなものも用意されており、仲間にする順序を間違えるともう片方は仲間に出来ないパターンもある。そうでなくても50日という時間制限が設けられているため、事前に行動スケジュールを入念に練っていないと、トゥルーエンドに到達することはできないだろう。

この辺りのスケジューリング・リソース管理をいかに行うかが、本作を攻略する上での鍵となっている。

とはいえ、メニュー内にある「国民情報」から、その国民を仲間にする条件を調べることが可能なので、攻略難易度としてはそこまで高くない。

 

1周あたりのプレイ時間が短いこともあいまって、さくっと遊ぶことができるだろう。

 

『fairy song~歌う革命~』の良いトコ・悪いトコ

まず良いところだが、何といっても雰囲気が良い。

「音楽による革命」というテーマもさることながら、デフォルメされた可愛らしいキャラクターイラスト、主人公のイメージにあわせたと思われるBGMなどなど、すべての要素が一体となって作品世界を構築していた。

王道的ともいえるストーリーも、前述したイラストと合わさって、良い意味で童話的であった。

雰囲気作りの上手さという意味では、今回のウディコン登録作品の中でも随一だといえるだろう。ウディコン準優勝という結果も、その辺りを評価してのものだと思われる。

 

次に惜しかった点だが、既定の行動回数の中で一定の条件を満たさなければならないという構造上、どうしても作業感が強まりやすい点は改善の余地ありといえるだろうか。

事前に決めた行動スケジュールをなぞるだけでなく、プレイそれ自体に楽しみを見出せるような仕掛けが用意されていたら良かったように思う。

雰囲気の良いゲームなだけに、その雰囲気にもっと浸っていたいと思えるようなゲーム性が備わっていれば完璧だった。

 

まぁ、この辺りはシミュレーション・アドベンチャー・ノベルといったゲームジャンル自体が抱える弱点のようなものであるから、如何ともしがたい部分はあるのだろうが。

 

とはいえ、本作が手軽に遊べて雰囲気の良い良ゲーであることは紛れもない事実!

あなたもレジスンタンスとして、音楽の鳴り響く世界を取り戻そう!


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