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【フリゲ】「君に贈るホラー」リメイク作品『鬼のうた』をレビュー!【78点】

   

タイトル:『鬼のうた
ジャンル:鬼と人との交流を描く伝奇ノベル
点数:78点


鬼のうたのワンシーン

朝起きて、水を汲みに川へ行く。川や山に仕掛けた罠に獲物が掛かっていれば回収し、それが済んだたら家の裏手にある畑を耕す。

人気のない山奥で、自然と共にひっそりと生きる――。

そんな代わり映えのない毎日を過ごす、一人の少女が居た。
ただ一つ変わっていることがあるとすれば、その少女の額には小さな2つの角があることだった。

 

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鬼と人との交流を描いた名作! 『鬼のうた』をレビュー!

本日紹介するゲームは、『鬼のうた』。山奥に潜み、一人静かに暮らす鬼の少女と、戦で傷を負い、少女の住む山へと逃げ延びてきた侍との交流を描いたノベル作品である。

script少女のべるちゃん』というノベルゲーム投稿サイトで公開されているこちらの作品だが、元々は『君に贈るホラー』というガラケーアプリ上で公開されていた作品だ。

 

元々がホラー小説投稿アプリ上で公開されていた作品ということもあり、本作品にも若干のホラー要素(流血・食人描写など)が含まれている。とはいえ、これらのホラー描写は作中における鬼を表現するための一要素として、必要最小限なレベルに抑えられているので、それほど気にする必要はないだろう。ホラー小説が苦手な方でも、安心してプレイすることができると思う。

いや、むしろ怖いモノが苦手な人にこそ、この『鬼のうた』をプレイしていただきたい。なぜなら、本作のメインテーマは恐怖や暴力とは正反対のモノだからだ。

親を失い、一人ひっそりと山中で暮らす鬼の少女。一人で暮らすことが常となっているため、寂しいという感情すら失ってしまった少女。そんな鬼の少女が、一人の侍と出会うことにより、「心」を獲得していく物語である。

 

一周15分程度の決して長いとはいえない作品。巧妙な伏線や予想外の壮絶なオチがあるわけでは、決してない。

それでも本作品が綴る物語は、優しく響く「鬼のうた」は、きっと読む人の心に切なくも温かい何かを残していくから。

ハッピーエンド、ノーマルエンド、バッドエンド。3種類のエンディングそれぞれが、鬼とは何か、人とは何か、心とは何かを問いかけてくるような、そんな余韻が心地よい物語であった。

 

心温まる伝奇小説に興味がある方、異形の者と人間との交流モノが好きな方、健気な少女に萌える方。そんな方には特にオススメの作品である。

PCブラウザおよびスマホアプリ上で簡単にプレイすることができるので、ぜひ一度プレイしてみていただきたい!


『鬼のうた』をプレイする方はこちら。
(script少女ノベルちゃんの作品ページへと飛びます)

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