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韓国のMERS流行から得るべき教訓、海外渡航時に注意すべきこと

   

一時は終息に向かっているとの報道も出た韓国のMERS(中東呼吸器症候群)ですが、まだまだ完全なる終息には程遠いようです。

一次流行の終息宣言後も増え続ける感染者。MERSによる死者数は11日時点で10人を数え、感染者数は122と増え続けています。

韓国のMERS流行については様々な見方があります。政府・医療機関の初期対応が二次感染を招いた。韓国の病室は狭いものが多く、患者同士の感染が発生しやすい。また、高齢化の進む韓国では、免疫力の低いお年寄りが多く、結果としてMERSの大規模感染を招いたなどなど。

様々な原因が噂されていますが、それらの追及は専門家に任せることにします。

私たちにとって重要なのは過ぎ去った過去ではなく、未来において同じ過ちを繰り返さないこと!

というわけで、今回はMERSをはじめとする感染症、特に海外渡航後に体調が優れないというようなときに、どういう対応を取るべきかについて調べてみました。

 

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海外渡航後に体調が悪い時、感染症が疑われるときに取るべき行動まとめ!

MERS大流行を引き起こしたモノは何か!?

過ぎた過去よりも未来が重要とか言っておいてなんですが、この後の説明のために最初に今回のMERS流行の流れを書かせてください。

今回のMERS流行のきっかけは、中東から帰ってきた一人の男性によるものだと言われています。

彼は帰国後に体調不良を訴え、5月11日に地元の診療所を訪ねます。しかし、その場でMERS感染の診断が下されたわけではありません。彼がMERSと診断されるのは、最初に診療所を訪れてから一週間以上経過した5月20日のことでした。その間に彼は何をしていたかというと、医療機関を転々としていたそうです。

つまり、今回のMERS流行の最大要因は、MERS感染が疑われるにも関わらず複数の医療機関をわたり歩いたために、その医療機関に存在する他の患者(免疫力が低下している人が多い)に対して、大規模な二次感染が発生してしまったためと言えるでしょう。

参考:韓国のMERS感染で韓国人は誰でも知っているけど日本ではあまり報道されないこと

 

では、何故ここまで病院内での二次感染が拡大したのかという点については、また別の議論があるようです。

例えば、先に参考記事として紹介したfinalventさんの場合だと、韓国の「家族介護」の慣習を今回の大流行の原因ではないかと見ています。

韓国社会では「今日では病院や家庭での一部の介護は,看病人によって行っている」のであり、「家族介護力の弱化」とあるように、基本は家族介護なのである。
<中略>
同記事では、この家族介護の慣習がMERS感染拡大の背後にあるのではないかと指摘している。実態の解明は今後に待たれるが、この要因は少なくないのではないかと私も思った。

参考:韓国のMERS感染で韓国人は誰でも知っているけど日本ではあまり報道されないこと

この辺りは本当に人によって様々な見方があるようですが、ややこしくなるので今回は省きます。

抑えておいて欲しいのは、今回のMERS大流行の本質は「院内感染の拡大である」ということ。これだけです。

 

感染症の流行を防ぐには? 院内感染を防ぐためにするべきこと!

前置きが長くなりました。それでは本題、感染症が疑われる症状が出たときに、私たちはどういった行動をすべきでしょうか?

この疑問に関する答えは、厚生労働省のWEBサイト、「中東呼吸器症候群(MERS)に関するQ&A」の中にあります。

このQ&A集の中の問8「中東地域等、MERS患者の発生が報告されている地域に旅行する場合に注意することはなんでしょうか?」が、そのものズバリの答えとなっています。

以下、該当部分を引用。

旅行前

  • 糖尿病や慢性肺疾患、免疫不全などの持病(基礎疾患)がある方は、MERSに限らず、一般的に感染症にかかりやすいので、旅行の前にかかりつけの医師に相談し、渡航の是非について検討してください。
  • 渡航前に現地の最新の情報を検疫所ホームページ、外務省 海外安全ホームページ、在外日本国大使館ホームページなどで確認してください。

旅行中

  • 現地では、こまめに手を洗う、加熱が不十分な食品(未殺菌の乳や生肉など)や不衛生な状況で調理された料理をさけ、果物、野菜は食べる前によく洗う、といった一般的な衛生対策を心がけてください。
  • 咳やくしゃみの症状がある人や、動物(ラクダを含む)との接触は可能な限り避けましょう。
  • 咳、発熱などの症状がある場合は、他者との接触を最小限にするとともに、咳エチケット([1]マスクをする、[2]咳・くしゃみの際はティッシュペーパーなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむける、[3]使用したティッシュペーパーはごみ箱に捨て、手を洗うなど)を実行しましょう。日常生活に支障が出る程の症状がある場合は、医療機関を受診してください。

旅行後

  • 帰国時に発熱や咳などの症状がある方は、空港内等の検疫所へご相談ください。
  • 帰国後14日以内に、発熱や咳などの症状がみられたら、直接医療機関には行かずに、事前に最寄りの保健所に連絡の上、中東地域等に滞在していたことを告げてください。
  • 症状がある間は、他者との接触を最小限にするとともに、咳エチケットを実行してください。

出典:中東呼吸器症候群(MERS)に関するQ&A

すべて大事なことだと思いますが、「院内感染を防ぐ」という点において特に重要だと思う部分を太字にさせて頂きました。

上記Q&Aにも書いているように、海外渡航後に体調不良に見舞われた場合は、安易に病院にいかずに事前連絡を入れて対応方針を仰いでください

これはMERSに限らず、その他の感染症が疑われる場合でも意識しなければならないポイントだと思います!

 

どうしてもMERS流行地域に行かなければならない人へ。MERS予防の最終兵器!

君子危うきに近寄らずではないですが、感染症の予防には流行地域に近寄らないことが一番だと思います。

そうは言うももの何らかの理由で韓国や中東などに行かなければならない人もいるでしょう。そのような場合は、どうやってMERSを予防すれば良いでしょうか?

MERSの感染経路については、未だ不透明な部分も多いですが、飛沫感染が最有力とされています。飛沫感染とは、感染者の咳・くしゃみなどによって原因となる菌が直接粘膜に触れて感染することを言います。

これを防ぐためのお手軽防御手段としてはマスクが最有力です。

実際にMERSが流行している韓国では、日本製の高級マスクが飛ぶように売れているそうですよ。

上記マスクはエボラウィルス対策用として開発された超高性能マスクとのことで、フィギュアスケートの羽生君などをはじめトップアスリートにも多くの愛用者がいる優れモノとのこと。

とはいえ、お値段がちょっと高すぎますね……。

 

一般的な予防レベルであれば、そこまで高級なマスクじゃなくても大丈夫かな?

マスクを使用する際の注意点としては、

1.外すときにマスク表面に触れない(そこから接触感染が起こる可能性があります)
2.使い終わったマスクはビニール袋に包んで、口を閉じてから捨てること

の2点です。

その2点さえ注意すれば、一般的なマスクでも十分な予防効果はあるかと思います。

先ほど紹介した高級マスクは、密着性とマスク表面へのウィルス付着率を低下させていることが他との違いとのことなので、付け外しの際にきちんと注意すれば、一般的なマスクでもある程度は大丈夫かと。

 

まぁ、やっぱり一番の予防は感染が疑われる人・場所に近づかないことだと思いますけどね。

 - 時事ネタ