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NHKにみるメディアの中立性 | 新聞コラム斜め読み-2013年12月22日-

      2015/05/20

12月22日付け産経新聞『産経抄』では、別冊『正論』のNHK批判を紹介している。

最近のNHKといえば受信料の徴収がらみで色々ともめているので、てっきりそれ絡みかと思って読んでいたのだがどうも違うらしい。

文芸評論家の桶谷秀昭さんは、かつてNHKのラジオ番組の中で国民学校時代の思い出などを語ったことがあったそうだが、その際に「大東亜戦争たけなはの昭和18年でした」と述べたところ、NHK側からクレームが入ったそうだ。なんでも大東亜戦争ではなく太平洋戦争と言いなおしてくれと言われたらしい。

大東亜戦争は大戦当時に日本側が定めた大戦の名称だ。対して太平洋戦争は戦後に占領軍が強制した名称である。

どちらの名称を取るかは個々人のイデオロギーによるのだろうが、少なくとも戦時下においては太平洋戦争なる呼称は使われておらず当時の日本人はあくまでも大東亜戦争を戦い亡くなったことを思えば、当時の思い出を語るにあたって大東亜戦争という呼称を用いることに何の問題もないはずである。

にも関わらず、NHK側が太平洋戦争という名称を一方的に強要したことは、同社が掲げる公正・中立の理念に反するのではないか、といった趣旨の批判である。
(でも産経新聞さんも先の戦争を指す名称としては太平洋戦争一色だよね?)

私としては、本件コラムが指摘するNHKの中立性の喪失について概ねで同意する。もっともNHKに限らずTVというものを最近見ていないので、放送内容の偏向の有無については現状どうなっているのかは分からない。

ただ私がTVを見ていた数年前から、表面上のつまらない言葉には気を使うくせに(ゴールデンウィークなど)、報道内容自体は特定の主義・主張に対してのみ配慮をするような偏向性は見て取れた。

最近のニュースを例に出して見ても、台湾先住民族の方たちに対する侮辱的表現でNHKに賠償判決が出ていたり、一方で在日朝鮮人による事件に対しては国籍を伏せ通名報道を行なうなど、中立という割には、特定の民族に過度に配慮しているような印象を受ける。

というか、そもそもジャーナリズムにおける中立・客観って何だよ、と。報道が事実の一部を切り抜いて伝えるものである以上、どうしたところである種の主観は混じるだろう、と。

というわけで個人的な意見としてNHKの解体、ないしは民法化を提案。あわせて国民のメディアリテラシーを高める教育にもっと力を入れてはどうかと思う。

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