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与党と野党 | 新聞コラム斜め読み-2013年12月19日-

      2015/05/20

 ことし活躍した「野党」と聞かれてピンとくること。まず「アッキー」という愛称も定着、話題になり続けている安倍昭恵首相夫人の「家庭内野党」が頭に浮かぶ。もう一人、沈黙を破って反原発を唱える小泉純一郎元首相も野党の役回りだろう。その次、がもうない。

12月19日付、日本経済新聞『春秋』

ちなみにこの後、特定秘密保護法の審議中に自民党に擦り寄る野党議員や、先日のみんなの党の空中分解など、いかに今年の野党が不甲斐なかったかを示す事例が続く。

が、そもそもとして昨今の日本の政治において野党が活躍したことがあっただろうか、というのが率直な感想だ。やれ首相が漢字を読み間違えただの、カップラーメンの値段を知らないから国民感覚に欠けているだのといった本筋とは関係のない部分で野次を飛ばすしか能が無いのが日本の野党というものだと思うのだがどうだろうか。

いや、単にお前が不勉強なだけだ、といわれたら否定のしようがないのだが。

少し話しは変わるが、日本国内における革新系の政党はどうしてああもチグハグなんだろうか。いや別に左寄りの思想が悪いとかそういうつもりは無い。そういう問題とは別にして、物事を変えるために必要な理論武装というものがなっていないというか、そもそもする気があるのか疑問に感じるような、そんなチグハグさを感じる。

たとえば憲法改正。改憲議論において共産党や社民党が何故改憲に反対の立場を取るのかが分からない。戦争反対、軍隊反対、自衛隊反対。ここまでは分かる。国家の安全保障を考えれば賛成する気はさらさら出来ないが、そういう思想もあるだろうという意味で理解は出来る。そこから何故憲法9条にあそこまで固執するのかが分からない。

様々な法解釈をこねくりまわして自衛隊が軍隊かどうか曖昧なまま存在していることは、軍隊必要派にとっても、軍隊不要派についても不都合な状況だろう。そのような状況で保守を標榜する自民党が改憲を望み、革新に位置する共産党・社民党が現状維持を望むというのはどういうことなのか。

革新かつ平和主義を標榜する政党のあるべき姿勢としては、自衛隊のような曖昧な武装組織が存在する余地も無くなるように、憲法9条の内容をより厳密なものに書き換えるよう訴えるべきだと思うのだがどうだか。

まぁ、現代史というのは左の思想がなくなっていく過程であるという評もあるくらいだし、最近の左翼の蒙昧っぷりもその一端と考えれば納得はいく、か?

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