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【フリゲ】ゆりゆららららな『吸血少女』は良質な雰囲気ゲー【77点】

      2015/06/05

タイトル:『吸血少女
ジャンル:ゆるゆりな吸血鬼育成シミュレーション
点数:77点


吸血少女画像

 

本日紹介するゲームは『吸血少女』。眠りから目覚めたばかりの吸血鬼の少女を育成しながら、吸血対象の女の子達と交流を深めていくゲームだ。

実はこの作品、先日紹介した『らんだむダンジョン』の作者が「フリーゲームあの人に聞きたい!」のインタビュー内で紹介していたのをキッカケで知った。

私的傑作フリゲのひとつである『らんだむダンジョン』の作者がイチオシしていた作品ということで、どんな作品なんだろうとワクワクしながらプレイし始めたのだが、なるほど確かによく出来ている。

一見してRPGツクールを使用していることが分からないほど、システム的にはアチコチに手が入っているにも関わらず、作品としては驚くほどシンプルかつコンパクトにまとまっていた。一周するのに一時間も掛からないだろう。

こういった短編ゲームはプレイ後に物足りなさを感じることが多いのだが、この作品に関してはそんなことは無い。むしろ、この短さが作品の雰囲気と合わさって独特の余韻を生んでいたように思えた。登場人物たちの今後にそっと想いを馳せたくなる。そんな気持ちにさせてくれる作品であった。

 

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『吸血少女』はどんなゲーム?

冒頭でも軽く触れたが、『吸血少女』のゲームシステムは実にシンプルだ。

選択出来る行動は「ノーマル吸血行動」「アブノーマル吸血行動」「戦闘訓練」の3種のみ。これらの行動を組み合わせながら、主人公である吸血鬼の少女を育成していくのが本作品のおおまかな流れとなる。

以下、それぞれの行動について簡単に説明しよう。

 

まず、「ノーマル吸血行動」だが、これは街に繰り出して人々の血を吸う行動だ。この吸血行動により後述する「アブノーマル吸血行動」の際に必要となる吸血ゲージを貯めることが出来る。

また、街に出ることで、刺客と戦うイベントや、町娘から貢物を贈られるイベントが発生することもある。これらのイベントによって、吸血少女の能力を向上させることが可能だ。

 

次に「アブノーマル吸血行動」について見ていこう。

こちらは吸血ゲージがMAXになった時に選択出来る行動で、吸血対象の夢に入り込んで吸血行為を行う行動だ。

重要なのは、この「アブノーマル吸血行動」を行うことによって、吸血対象の少女たちと交流を行うことが出来る点。

 

吸血少女画像

 

本作品は5種類のエンディングが用意されているが、それらのエンディングの大部分は、この「アブノーマル吸血行動」で誰と深く交流したかによって分岐するようになっている

作品の世界観やキャラクターの背景などの事前説明がほとんど無い本作品において、この「アブノーマル吸血行動」による交流イベントは、登場人物たちの人物像を知る上で非常に重要なイベントとなっている。

また、この「アブノーマル吸血行動」をすることによって、「ノーマル吸血行動」よりも大きな能力向上を行うことが出来る

クリアを目指す上で非常に重要な行動となっているので、吸血ゲージがたまった時は積極的に「アブノーマル吸血行動」をするようにしよう。

そういったゲームシステム的な必要性を抜きにしても、吸血鬼と被害者少女たちのゆるーい感じの百合イベントは一見の価値ありだ。

 

最後の「戦闘訓練」についてだが、これは使い魔をボコることで能力値をアップさせる行動だ。

この「戦闘訓練」については、能力値の上昇値も微妙だし、物語進行に影響する行動でもないので、余り使う機会のない行動だと思う。

 

『吸血少女』の戦闘について

この作品の戦闘システムは、リズムアクションゲームのような作りになっている。

具体的に言うと、攻撃のタイミングに合わせて決定キーを押すことでコンボがつながるような仕組みだ。

 

 

吸血少女画像

 

コンボをつなげるタイミングは攻撃がヒットする少し前。武器を振りかぶった辺りで決定キーを押すと上手く繋がると思う。

上手くコンボを繋げれば大ダメージを与えることが出来るのだが、1コンボ繋げる度に攻撃の速度が上がっていくため、10コンボ以上繋げるのは結構難しい(ちなみに私の最高コンボ数は14回)

なお、3回以上コンボを繋げることが出来れば、以後コンボ1回につき1ポイントの戦闘力を獲得することが出来る。本編ストーリー中に登場する敵を相手にする分には、あまり考慮しなくてもいいポイントだが、特定条件を満たした際に登場する隠しボスを倒す際には、このコンボによる能力値アップが非常に重要になってくる。

本作品で全エンディング達成を目指される方は、ぜひコンボ数を伸ばして最強吸血鬼の育成に励んでほしい。

なお、通常攻撃以外のスキルについては、これらのリズムアクション要素は無い。リズムゲームが苦手な方は、スキルを上手く使うことで戦闘を切り抜けていくようにすると良いだろう。

 

『吸血少女』のここが魅力

「アブノーマル吸血行動」の説明のところでも書いたが、吸血鬼と吸血対象の少女たちとの交流シーンが実にイイ。

イベントといっても短い会話だけで、一枚絵などが用意されているわけでもないけれど、コミカルでいてどこか寂しげなそのやり取りが、作品の雰囲気にマッチしていて実にイイのだ。

百合描写(といってもメッチャゆるいけど)に抵抗が無い人はぜひ一度ご覧あれ。シンプルなゲームシステムとあいまって、ついつい何度も周回してしまうこと請け合いだ。


『吸血少女』のダウンロードされる方はこちらから。(Vectorの作品ページに飛びます)

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