黒色ワナビーの住処

フリーゲーム・ブラウザゲームをやりながら筋トレで体を鍛えるブログ

リベンジポルノ防止法違反で初の有罪判決! その他のリベンジポルノ逮捕事例について

      2015/08/19

日本国内で初となるリベンジポルノ防止法違反での有罪判決が出ました。

交際していた女性の裸の写真をばらまいたとして、リベンジポルノ防止法違反の罪に問われた福島県郡山市の無職宮田慎也被告(33)の判決が25日、福島地裁郡山支部であった。井下田英樹裁判長は「犯行は短絡的かつ自己中心的。被害者の精神的苦痛は大きい」と述べ、懲役1年6カ月執行猶予3年(求刑懲役1年6カ月)を言い渡した。

元記事:リベンジポルノ、初の有罪判決 女性の裸写真ばらまく

 

世界的にも問題視されているリベンジポルノ案件において、国内初となる有罪判決。
個人的にも色々と興味のある事柄だったので、これを機にリベンジポルノ防止法にまつわるアレコレを調べてみました。

スポンサーリンク

そもそもリベンジポルノ防止法って?

このリベンジポルノ防止法、正式名称は「私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律」と言います。

長ったらしい名前ですが、要するにプライベートで取ったエッチな写真・動画などを不特定多数の人間が見れる状態で公開(ネット上にアップロードするなど)したら罪になりますよ、という法律です。

この法律を破った者には、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金が科せられます。

三鷹ストーカー殺人事件の犯人が、犯行の前後に被害者との性的行為を行っている画像をネットにアップロードしていたことが大きな社会問題となり、それを契機に制定・施行されたのがこの法律です。

 

今回の犯人(宮田慎也被告)は何をしたの?

不倫相手のプライベートショット(裸が写っており、顔も特定できるモノ)を、福島県のショッピングセンター駐車場にバラまきました。

この件により、宮田被告は今年の2月に逮捕されています。

SNSなどをはじめとしたインターネット上への公開手段の普及とともに深刻度を増してきたリベンジポルノ問題ですが、初の逮捕例が現実空間での写真ばら撒きという、ある種アナログな犯行手法によるものというのは何だか皮肉なものを感じます。

 

その他のリベンジポルノ防止法違反による逮捕者

1.元交際相手の裸画像をツイッターで公開した容疑で逮捕された鳥取県の39歳男性。インターネット上に公開した画像でのリベンジポルノ防止法適用はこの件が初です。

参考記事:ツイッターに元交際相手の裸写真…リベンジポルノ法違反容疑で男を再逮捕 ネットでの適用は全国初

 

2:元交際相手の裸画像をツイッターに投稿した容疑で逮捕された東京都の50歳男性。顔が写っていない後姿でも本人特定可能としてリベンジポルノ防止法が適用された事例です。

参考記事:後ろ姿や顔が写っていなくてもリベンジポルノ 女性の裸投稿容疑の男逮捕 警視庁

 

3:元交際相手の裸画像をインターネット掲示板に投稿した群馬県の43歳男性。リベンジポルノ防止法と言われているが、当該事件によって復讐心が無くても同法の適用が可能であることが示されました。

参考記事:41歳パート女性の「裸画像」投稿…元交際相手を逮捕

 

4:モデルのスカウトと偽り勧誘した女性の盗撮画像を公開したとして芸能プロダクション社長を含む5人が逮捕。加害者・被害者間に交際関係が無かった場合でも適用可能ということを示した事件です。また、本件の逮捕者の中には、被害者を安心させる目的で同席していた女性社員も含まれています。

参考記事:芸能プロ社長盗撮画像公開で逮捕 “リベンジポルノ規正法”適用の裏側

 

5:13年前に交際していた相手の裸画像をインターネット掲示板に投稿した大阪府の45歳男性。13年前の交際相手による犯行ということで、リベンジポルノ問題の回避の難しさを痛感させられた事件です。直近の交際相手だけ気をつけていても駄目ということですね。極端な話、過去の交際履歴の中で一人でもそういうことをする人が居れば、その時点でその人は一生リベンジポルノ被害にあうリスクを抱えて生きていくことになるのですから。

参考記事:リベンジポルノ:カジノ研究の第一人者を逮捕 兵庫県警(元記事公開停止)

 

リベンジポルノ防止法による個々の逮捕事例を見て

ここまで幾つかのリベンジポルノ防止法の適用事例を見てきましたが、その適用範囲の広さに驚かされます。

通称としてリベンジポルノ防止法となってはいますが、狭義の意味でのリベンジポルノを抑制する法律ではなく、個人特定可能なプライベート画像全般の公開を抑制するための法律と考えたほうがよさそうですね。

 

また、先ほどの5番目の逮捕事例のところでも述べましたが、リベンジポルノ行為それ自体を防ぐことの難しさというものを切々と感じます。

そういう相手と付き合わないのが大前提なんでしょうけど、その人の本質なんてものは実際に付き合ってみないことには中々分からないものですからね。

 

強いて言うなら、人に見られて困るようなものは、記録として残さないというのが一番の対策でしょうか。

正直、プレイ中の様子を撮影したいという性癖自体は理解出来なくもないですが(笑)

しかし、このような社会問題が横行している中で、それでもなお記録に残すことを強要するような人は、正直だいぶデリカシーが無い人だと言えるでしょうね。

 

いっそ、そういう写真や動画を取るのであれば、第三者に見られることを前提として取ったほうがいいのかもしれません。残念なことではありますが、既にそういう時代に突入しているように感じます。

それに「見られてもいいや」と開き直ることで新たな世界の扉が開けるかもしれませんしね。

 

最後の最後にふざけちゃ駄目じゃん。オワレ。

 - 時事ネタ