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近頃の就職活動に思うこと | 新聞コラム斜め読み-2013年12月2日-

      2015/05/20

近頃は「学生時代に力を入れたこと」を略して”ガクチカ”というらしい。本日付の日経新聞コラム『春秋』に書かれていた。なんでも就職活動の際に話すネタとして”ガクチカ”の有無が重要なのだとか。

ガクチカの具体例としては、被災地でのボランティア、サークル活動におけるリーダー役、インターンシップにおける成果物などが良く使われるそうだ。いかにも就活マニュアルに載っていそうなラインナップである。

『春秋』では、このようなガクチカに右往左往する学生に対して、そんな「いかにも」な答えを企業側が求めているかを考えてみればいい、と問いかけている。その一方で企業に対しても、学生がそうならざるをえない原因を考えよ、と。

先日、ニュースサイトで、とある企業の面接に臨んだ学生の話を見た。事前に配られていた案内資料には面接には私服でお越しくださいと書かれていたにも関わらず、実際に私服で参加したら門前払いを受けた、と。私服可と書かれていてもスーツにネクタイで参加するのが常識らしい。

個人的にはとりあえずスーツにネクタイという紋切り型じみた風潮自体に嫌気がさすが、個人の好き嫌いを差し引いても事前に私服可と告知しておきながら実際に私服で来たものに対して門前払いをするというのはあんまりだろう。

このてのはなしは枚挙に暇が無い。個性的な人材を求むと口では言いながら、実際には横並び一直線の人間以外は認めない、出る杭は打つというような話はどこにでもある。結局、就職活動はマニュアル化し、同時に茶番化するしかない。

話は変わるが、ニコニコ動画で知られるドワンゴが新卒採用のエントリーを有料に変えることになった。大量エントリーや新卒一括採用のシステムによって生まれた「多くの就活生や企業が苦しんでいる現状」に一石を投じたいそうだ。

この新卒エントリー有料化の内容が、Chikirinの日記に昨年投稿されたエントリーの内容に似通っているということで、一部で話題になっている。

周囲の反応を見る限り賛否両論あるようで。先の提案をしたちきりん氏本人は、経団連に属するような大企業も皆一斉にやってしまえばいいじゃないといったスタンスのようだが、さてどうなることやら。

個人的には一つの方向に偏るよりかは、選択肢が増えてそれを自由に選べる社会になるほうが望ましいので、大企業様には従来どおり頭の固いままでいてもらえればと思わなくもない。そういった旧態依然とした組織に属したくてしょうがない学生というのも相変わらず多いようだし。

まぁ、世の中どうなろうとも最後は結局自分次第ということだろう。マニュアル一辺倒がツマラナイと感じるならば、そのマニュアルを破り捨てればいい。ただし、その結果に起こる弊害については各自自己責任ということで。

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