高崎山の赤ちゃん猿の名前『シャーロット』から変更せず。決定までの経緯まとめ!
2015/05/29
高崎山自然動物園で生まれた赤ちゃん猿の名前に『シャーロット』と付けたことで物議を醸した問題ですが、同動物園側は赤ちゃん猿の名前を『シャーロット』のままでいくことに決めたようです。
大分市の高崎山自然動物園が、子ザルに英国王女にちなんで「シャーロット」と名付け、批判を受けている問題で、園を管理する市は8日、名前を変更しない方針を明らかにした。
以下に名前決定までの経緯を簡単にまとめました。
スポンサーリンク
【5月4日】
・英王室がウィリアム王子とキャサリン妃との間に生まれた子の名前を「シャーロット・エリザベス・ダイアナ」に決まったと発表。
【5月6日】
・高崎山自然動物園が生まれてきた赤ちゃん猿の名前を新王女にちなんで「シャーロット」と名付けることを発表
・なお、シャーロットという名前は公募の結果。過去同様の公募によって赤ちゃん猿の名前に「カズ(サッカーの三浦選手にちなんで)」、「ユータロー(山口百恵さんの長男にちなんで)等がある。
・赤ちゃん猿の名前が「シャーロット」となったことが各種メディアで報道される。
→結果、「英王室に失礼だ」などといったクレームが動物園側に殺到する事態に。
・同日、同動物園は寄せられたクレームに対応する形で「シャーロット」の名前取り消しを検討すると発表
【5月7日】
・動物縁側が赤ちゃん猿の名前について「英国大使館側に意見を聞いたうえで取り消すかどうか決める」と発表
・大分市が県を通じて英国大使館に本件についての問い合わせを行う。大使館側からの抗議はなかったとのこと(追記)
・共同通信の質問に回答する形で「(非公式な回答だが)名前の付け方は所有者の自由だ」と英王室広報担当者よりコメント。
【5月8日】
・動物園側より赤ちゃん猿の名前は「シャーロット」のまま変更しないと発表(イマココ)
というわけで、数日に渡って繰り広げられた赤ちゃん猿命名騒動はようやく終結しそうです。
個人的には動物園側が英王室への問い合わせを実施したのかどうかが気になりますが、その辺りの情報は現状出ていません。
【追記ココカラ】
記者会見によると、大分市は県を通じて7日に英国大使館へと問い合わせをしていたようです。
その問い合わせ時に、英国側から抗議がなかったことが、今回の名前決定のポイントのようですね。
【追記ココマデ】
いずれにしても巻き込まれる形になった英王室側が一番の被害者といった気がしますけども。
余談ですが、この騒動は英国BBCでも既に報じられているようです。
英国人の反応ですが、日本で言われているような「王室に失礼」「不謹慎」といったような非難的なコメントは意外に少なかったんだとか。
まぁ確かに、赤ちゃん猿の問題でここまで大騒ぎ出来るなんて、よくよく考えてみれば可笑しな話ではあります。
まさに「そんなバナナ」といった感じでしょうか。(オワレ)